父が病院から帰って来る前に浴室の改修をしました
その時にも浴室のことを調べたのですが、今回この記事を書くにあたって再度調べてみました。
浴室の種類
ユニットバスと在来工法があります。
ユニットバス
ユニットバスはすでに出来上がっているパーツを現場で組み立てるため、工期が短く在来工法より安価で掃除などのメンテナンスも簡単です。また最近では様々なデザインのものがあり機能性もよく考えられています。介護がしやすいバリアフリーや3枚引き戸を使った大きな開口部があるものも多く車椅子での出入りが簡単にできます。
しかし配置などの自由度が低く使う人の体格や障害の形態に合わせることが難しいです。
在来工法
在来工法の浴室は下地材で防水を行ない、その上にタイルなどを貼って仕上げてあります。
ユニットバスに比べて工期はかかりますが、その分デザインや配置などに自由度があります。
ユニットバスに比べて金額も高くなり、腐食や水漏れの心配があります。
ユニットバスを選択
我が家では元々ユニットバスが入っていたこともあり、ユニットバスの入れ替えをしました。
在来工法からユニットバスに改修するのは比較的簡単らしいのですが、その逆はコスト的も手間もかなりかかるようです。
そこで色々なメーカーのショールームを周り、介護がしやすいものを選びに選びました。
ユニットバスは介護用のものはイマイチ
ショールームに何度も足を運びました。県内だけでなく長野のショールームまで行ったりしましたが中々納得がいくものが見つかりませんでした。
それはユニットバスの規格性の高さからでした。入口が右側の場合は浴槽は左側とか水栓が左にある場合は浴槽の向きがこっちとか、融通が利きません。
僕がユニットバスを探し回っていた当時は今よりもっと選択肢が少なかったです。
僕が習った介護用の浴槽に求められるものは
浴槽は小さい方かいい。
シンプルなもので浴槽の中には色々付いていないもの
深さは55cm、洗い場から浴槽の淵までは40cmくらいで同じ高さの平なイスが横に置くことができる。
まとめ
改装は大きなお金がかかります。
何度もできることではないので、自分の家にどんなものが必要かしっかり考え計画する必要があります。
下調べは大変ですが、その後長く使うものなので時間をかけて行うことをお勧めします。
我が家では今ではハードに助けられて毎日の入浴介助がかなり楽にできています。