マキタ 充電式草払い機 MUR182UDZ レビュー

マキタ製品

マキタ製品に囲い込まれている

マキタ製品が気になって仕方ない。男性ならわかってくれる方も多いと思うが、道具もえというか早く言えば道具オタクというか。なにしろカタログを見ているだけでも楽しい。

今年(2017年)になって次々と以下の機器を購入

  • Bluetoothスピーカー MR200
  • バッテリーチェーンソー UC122DFR
  • 草払い機 MUR182UDZ
  • インパクトドライバー (品番忘れた汗)
  • ミニ生垣バリカン  MUH267DZ

草払い機

エンジン式のモノも持っている。これがいい仕事をしてくれるのだが、重量がかなりあり重たいのだ。たまに草払いをしてくれる70歳の母親には不評だった。
以前からバッテリー式の草払い機に興味があったが、使用時間が短いと聞いていたので購入対象ではなかった。
だがいくつかのマキタ製品を手に入れ、付随してバッテリーの数が増えたこともあり思い切って購入してみた。

 

 

ファーストインプレッション

  • なにしろ軽い
    軽さは正義だ。体にかかる負担が激減する。

 

  • 静か
    エンジン式の機器はうるさい。特に草払い機はほぼフルスロットルで作業するのでかなりの騒音なのだ。
    僕はいつも騒音対策としてイヤホンか耳栓をしているが、バッテリー式のこの機種ではそれは必要ない。
    そして排気ガスもないので臭くない。
  • 始動が楽
    購入直後のエンジン式のモノはエンジンのかかりも良い。しかし何年か使っていくと中々かかってくれなくなる。(メンテ不足もある)またコイルコードを引く手間もある。
    バッテリー式では本当にボタン一つで始動の準備ができる。草払い機を肩にかけたあとでも楽々始動できる。
  • メンテが楽(予想)
    エンジン式のものは使用しないオフシーズンにメンテナンスが必要になる。ガソリンはすぐに状態が悪くなってしまうので抜いておいたほうがいいし。オイルのこともある(混合燃料は作るのに一手間かかるし)

いいところばかり書いたけど、イマイチな点もあった。そしてそれは決定的にイマイチだった。

  • 稼働時間が極端に短い
    もともと付いているのはチップソーといって円形のノコギリのような刃だが、果樹園で使う場合はナイロンコード(通称ヒモ)が使えるアタッチメントに変えて利用する。
    そしてナイロンコードのほうがパワーが必要なのだ。必然的に電力を多く使い使用時間が短くなる。

    バッテリーは18Vの3Ahのものと5Ahのものを試してみた。(Ah=アンペア:バッテリーの容量、Ahが大きければ長く使える。大きさは一緒)

    3Ahが10分弱、5Ahが20分弱で止まってしまった。圧倒的に短い、エンジン式のモノなら1度の給油で1時間は優に持つだろう。草払い機だけで畑の草を刈るとしたら一体幾つのバッテリーがいるんだ!と思うかもしれない。しかしバッテリーを複数個持っていればこれは解決できる。

マキタのバッテリーシステム

それはマキタのバッテリーの充電が早いからだ。3Ahのモノで22分、あっという間だ。スマフォの充電機と比べてみるとよくわかる。大容量のモノになればなるほど長時間かかる。
マキタなら充電できる環境であれば複数個のバッテリーを使いまわすことで長時間の利用もできる。(畑で充電できればだけど、、、)

まとめ

この機種は農家がメインで使うには稼働時間が短すぎる。しかしサブ的に利用するにはもってこいだと感じた。
特に女性や高齢者が、乗用の草刈り機で作業した後の木の下や壁キワなど部分的な作業をするのに適している。
万能ではないかもしれないけれど、適所でつか使えるだろう。