軸がぶれててすいません。いや逆にこの記事は軸に沿ってますね!
介護x農業xITだし。
イケダハヤトさんの
「武器としての書く技術」
Amazon.co.jp: 武器としての書く技術 (中経出版) eBook: イケダ ハヤト: 本
を読んでいて思いついたタイトルなんです。
需要あるのかよって思いながら書いてますが。
介護の現場
2年前に退職するまで17年くらいお年寄りや障害を持つ方の施設で働いていました。
最後の2年はかっこ良く言うとプレイングマネージャー、正しくは主任介護士でした。
主任をしているときは8時間労働のほぼ全ての時間を現場で介護する事に使い、記録は休み時間+残業、マネジメント(と呼べるレベルだったかは今となってな?ですが)や勤務表作りも時間外、それに会議で休日出勤(手当はありました)は当たり前で中々ハードな環境でした。(退職し付き合う方が変わった今ではあまりハードとは思わなくなりましたが)
それでも仕事は好きで楽しかったです。
今日はそんな僕が、普段現場で気をつけていた事を一つだけシェアしたいと思います。
介護の現場から離れると当たり前の事だと気付く事が多いのですがこれもその一つ。
信頼されるようになるためには、なんて言い出せばもっともっと色々あるんですけど、すごく簡単だけど皆が出来てなかった事、そして父の入院中に看護師さんに対しても感じた事なのでお伝えしたいです!!
ローカルルール
福祉の現場や医療の現場ではローカルルール(?)が強いと思います。世間一般の常識と思われている事が全然通用しない事が多いです。
それも少しその業界の中にいると、自分の常識になって行ってしまうので面白いというか、サービスを受ける側としてははた迷惑ですよね。
「ちょっと待って 下さい」
施設職員(病院の看護師さんも)って利用者さんに突発的に何か頼まれると
「ちょっと待って 下さい」
って、つい言っちゃうんですよね! (「下さい」がつくだけましで下手するとタメ口!)
基本忙しいですし、他の仕事している時に声をかけられるのが当たり前なのでその場ですぐに頼まれた事を出来る事は少ないです。で「待って下さい」と言われた方はまあ待っていてくれるのですが、待たされる方に回って初めて気付きました。
「待ってていつまでよ?」と
そりゃね、待ちますよ?今すぐはちょっと無理って言うなら待ちます!
でもね何分待てばいいんすか??
いやね正確に3分20秒とかそういう事じゃなくて、例えば5分待ってれば、その後いつまで待てば良いか分かるって状況でも全然良いんです。でも言った方は往々にして「ちょっと待ってて!」って言った後忘れちゃったりするんですよね〜〜(経験談)
大きな施設だったりするとそのまま半日その利用者さんに会わなかったりなんて事もありました。
自分がその立場だったら怒髪天ですね!怒鳴っちゃいますよ?!(怒鳴れれば)
ファーストステップ!
そこで僕がオススメしたいファーストステップは
「あと〇〇分待って下さい」ってお伝えする事です。
超簡単でしょ?
元ネタはこちらのブログの過去記事を読んで(探したけど当該記事が出てきませんでした)TTP(徹底的にパクル)していました。
古い記憶なので不確かですが、元気の子さんは確か
・待つ方も安心して待っていられる。
・待たせる方も〇〇分って期限を切っているので、仮にその時間内に行けなければ申し訳ないって気持ちが自然と出て素直に謝れる。
って言っていました。
実際現場にいたときはこの方法を実践していましたが、本当にそうでしたね。時間まで指定して約束したんだから忘れずらいし、忘れてしまったときは利用者さんに素直に謝る事が出来ました。
これって日常生活でも同じじゃないでしょうか?
例えば
市役所へ行った時
混んでいるcafeやファミレス で
どれくらい待てば大体のかかる時間が分かるってことを、伝えてもらえればありがたいな〜って思います。
そういう当たり前の感性を福祉や病院の現場でも持って行って欲しいなと切に思いますです!
今日はここまで!ではでは!!