好きなドラマ「北の国から」について

今日は好きなテレビドラマについて書いていきます。

最近時間を作って見ているのが倉本聰さんの『北の国から』です。
これは先輩と飲みに行った時にドラマの良さを聞き、自分も見ようと決めFOD(フジテレビオンデマンド)に加入し視聴し始めました。

僕は完全に世代なのですが、きちんと見たことがなかったのです。その頃の僕は、『北の国から』の良さがわかっておらず、逆に見ることを避けていました。
ドラマの主人公、黒板純役の吉岡秀隆さんは1970年生まれの50歳、僕の2歳年上で、多感なお年頃だった僕は、自分と重ねてしまい見ていられなかったのです。
若い頃の僕は、共感力が高いことや、恥に対して非常にセンシティブだったこともあり、ドラマの主人公などが恥をかく場面になるとチャンネルを変えるほどでした。

今ではおじさんになったこともあり、ドラマを見ていてそんな感覚に陥ることもなく、普通に見ることができています。

父になった今では純の父親、五郎さん役の田中邦衛さんの父親目線もわかるし、同年代の純の気持ちもよく分かります。五郎さんの、どんなことになっても子どもたちを愛する姿に涙し、純の父に対する大切に想っているのにそれを行動に出せない葛藤に、わかるわかると独り言を言いながらみています。

考えてみるとドラマの始まった1981年に、東京から北海道にUターンし、DIYでログハウスを作ったり、ライフラインも風力発電や沢から水を引き入れるなど、エコでナチュナリストな生き方を実践していたことは驚くべきことです。(ドラマの中ですが)最終的に、五郎さん石で家を作ってしまいます。井戸を人力で、しかも1人で掘ってしまうのです。また、極寒の吹雪の中、木材に挟まれ一夜を外で過ごした時も、スコップの柄を削って火をつけ流など、すごいサバイブ能力を発揮します。

貧しくお金はありませんが、雄大な北海道の大自然の中で生きる家族の力強さに、引かれる方も多いでしょう。

1時間のドラマが24回、スペシャルドラマが11回(’92巣立ち・’98時代・’02遺言は2本づつ)の壮大なドラマです。また女優さんたちの若い頃の美しさに驚きます。(竹下けいこさんとかめっちゃ綺麗です)21年間に渡って描かれているので、出演している俳優さん、女優さんたちも成長していて、それを一気にみることで自分の幼い頃や若い頃と重ねてみたりできることも、よかったです。

あとは最後の’02遺言の2本を見れば終了です。残念なような早くみたいような不思議な感覚になっています。

皆さんの好きなドラマなんですか??よかったら教えてください。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。