浜松 サンスマイルヴィレッジの見学 20190212

ご縁をいただき見学

僕たち夫婦の心の師匠、2019年1月に南アルプス市でトーク&ライブにゲストとしてきていただいた岡部明美さん(明美ちゃんと呼ばさせていただいていますので、いつものように書かせていただきます。)にお誘いいただきました。

明美ちゃんの講座に以前通っていた方が静岡県浜松市で素敵な事業をされているから、一緒に見学と代表の淺倉さんに会いに行きませんかとお誘いいただきました。

そこはサンスマイルヴィレッジという放課後等デイサービス、就労支援のサービスを提供している、福祉の施設でした。

そしてサンスマイルヴィレッジ一番の特徴は「馬」がいること!!

ここでは発達障がい(僕たちは発達個性と言っています。)のある子どもたちが馬と触れ合ったり、乗馬することができるホースセラピーを提供しています。

 

 

サンスマイルビレッジ 菜園’S – 放課後等デイサービス サンスマイル

放課後等デイサービス

放課後等デイサービス(ほうかごとうでいさーびす)とは、児童福祉法を根拠とする、障害のある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービス。「障害児の学童保育」とも呼ばれる。略して「放デイ」。 かつては個別の障害福祉法を根拠としていたが、法改正によって障害者総合支援法が根拠となり、未就学児童は児童発達支援事業、学齢期児童は放課後等デイサービスに分かれ、身体・発達・精神などの種類にかかわりなく障害児が利用できるようになった(現在は児童福祉法に移行)。民間事業者の参入も進んでおり、利用者の選択肢が増えている。 これらサービスの利用には、利用者が市町村に対して申し込む必要がある。決定されると障害児通所給付費及び特例障害児通所給付費が支給される(法21条の5)。

wikipediaより

ホースセラピーとは?

馬でリハビリ?”ホースセラピー”がすごい! – NAVER まとめ

ホースセラピーとは?〜馬に触れて乗ってできるリハビリ|障害者ドットコム – 障害のある方の「働く」「暮らす」を応援する障害者向けインターネットメディアです

施設内の見学

代表の淺倉さんは明美ちゃんのお迎えに行ってくれていたので、先にスタッフの方に案内していただきました。

もともとは平屋の建物から始まったそうで、リフォームやユニットタイプの事務所を足してポリカの屋根がかけてあり、手作り感満載な秘密基地のようでワクワクしちゃいました。代表の方がDIY好きで色々と作ってくれるそうです。

▼まるで手作り感満載の秘密基地!

▼カブトムシの飼育小屋、これも手作り!

▼鞍や備品の置き場

▼お馬さんと対面

▼役1000坪の敷地に様々な「場」がある

 

▼ピザ窯とかまど

子ども達や大人達の表情

僕たちが施設に到着したのが15時すぎくらい早い子どもたちはもう集まりだしていました。

子どもたちもスタッフである大人たちもすごくいい表情をしていました。

皆さんは馬と触れ合ったことがありますか??

馬って中々身近にいないし、遠くから見るだけならあるけれど、触ったり乗ったりってできないですよね。

馬って目がとても優しいんです。間近で見るとそれを強く感じ、少し触れ合っただけなのになんだか癒されました。

ブリティッシュとウエスタン

乗馬や馬の飼育でよく比較されるのがブリティッシュスタイルとウエスタンスタイルです。

ブリティッシュは元々は軍隊で使われていたスタイルで、ビシバシ系。馬に人間の言う事を聞かせる方法です。

いうことを聞かない子には鞭を見たいな感じでしょうか。

日本の乗馬の現場ではブリティッシュでやられているところが多いそうです。

淺倉さんはこの方法に疑問をもたれ、児童福祉の場面でブリティッシュのようにビシバシやるのはおかしいと強く感じたそうです。

もう一つのウエスタンは、カウボーイからきているそうです。

カウボーイは馬と一日仕事をします。仕事のパートナーという感じで馬と接するそうです。

いうことを聞かせる方法と、パートナーシップを結ぶ方法もうこれはどちらを選ぶかは明白だったそうで、サンスマイルヴィレッジではウエスタンスタイルで運営されています。

 

▼雨の日でも子ども達が馬に乗れるようにビニールハウスの馬場もありました

▼明美ちゃんと馬

木登り

大きな柿の木があり、そこで子ども達が木登りをしていました。

普通柿の木は木登りには向かないと言われています。(折れやすいと思われていますが、古い木や細い枝でなければ硬く丈夫です。)危険だから禁止するのではなく、その危険を知る学びを大人が奪わないようにしているそうです。

▼子ども達が木登りしている時は必ずスタッフさんがフォローについていました。

色々な工夫

トランシーバー

トランシーバーを使ってスタッフさん達は常に連携を取っていました。

敷地が広いので子ども達の場所を常に把握できるようにしていました。

有線放送

有線放送で常時クラシック音楽を流し「場」の空気感をよくしているそうです。

自然栽培

敷地の一角では葉物野菜が栽培されていました。なんと自然栽培だそうで、専門の方を招いて勉強されているそうです。

作った野菜は販売したり、おやつで使ったりしています。

 

まとめ

僕は元々介護をしていた福祉職です。だから支援する方される方が区別されている「福祉臭」のようなものにとても敏感です。

ここサンスマイルヴィレッジにはありませんでした。

学校を終わり遊びに来ている近所の子ども達と、乗馬クラブの大人達のような感じでした。

とても素敵な感じでした。

そして何より馬(動物)の魅力に夫婦ともにやられてしまいました。

金丸文化学園で馬が飼いたい!!うちに来る子どもにも大人にも馬と触れ合って欲しいと思ってしまいました。

現実問題色々とやらないといけないことは出てくると思いますが、やったろう!!と考えています。

これからの金丸文化学園を楽しみにしていてください!!

この日の朝にも前回の記事と同じカードがw