週間ユキコさん vol.14 ユキコさんの「勇気づけ」

勇気づけ

最近ユキコさんの子供たちへの言葉掛けが変わってきた。

子供たちが起きてくると「おはよう、起きたね。」子供たちがご飯を食べると(特に次男は家族と同じ時間に食べない)「ご飯食べたね!」といった具合だ。

彼らが何かをするたびにそれを肯定的に捉えて話しかけるのだ。

また、ときには「ありがとう!」と感謝の言葉を添えて話しかけることも多くなってきた。

これはアドラー心理学で言うところの「勇気づけ」と言う手法である。

ユキコさんは、ここのところアドラー心理学のお片づけ講座やエルム、スマイルといった講座に通って学んでいる。

我が家では今までには無かった言葉がけのアプローチだ。

以前はどうしても「できないところ」に着目してしまっていた。

例えばご飯を全部食べれなかったとか、起きてくるのが遅かったなどといった、行動の中のマイナスの面に目がいってしまっていたのだ。

「勇気づけ」の手法は「できているところ」に目を向ける、そしてそのことをただ口にするといった技術のようだ。

これを受けて子供たちの行動が目に見えて変ってきた。それは笑顔だったり態度だったりに現れる。

僕はこのアプローチに大変触発されTTP (徹底的にパクる)し始めた。するとどうだろう家中が勇気づけだらけになってきたのだ。

勇気くじき

逆のことを「勇気くじき」と言うそうだ。

「勇気くじき」とは前述した「できないところ」にフォーカスしてそれを指摘するような行為だ。

これは親が自然にやってしまうことかもしれない。親の気持ちとしては「勇気づけ」と「勇気くじき」どちらも子供のことを想ってのことなのだと思うが、子供にしてみると感じることは大きく違うだろう。

最近我が家では笑顔が絶えない、これもユキコさんが学び始めた良い影響だと思う。

これからも「勇気づけ」を続けて行きたいと思う。

長女の受験勉強に付き合っているユキコさんの隣で。

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