先日行った刈り払い機の使いこなしセミナーで学んだことを自分の覚書としても残しておきたくシェアする。
混合ガソリンとは
2サイクルエンジンに使う燃料のこと。エンジンには2サイクルと4サイクルがある。4サイクルエンジンはガソリンをそのまま入れれば使えるが、2サイクルエンジンの場合はそのままガソリンを入れて使用すると焼きついてしまう。ガソリンにエンジンオイルを入れて混合ガソリンを作って使用する。
その昔ベスパに乗っていたことがあり、その時も混合ガソリンを作っていたことを今思い出した。
刈り払い機は2サイクルエンジンが多い
それは4サイクルエンジンに比べ構造的に簡潔で軽量だからだと思われる。
構造的に簡潔にならば故障もすくない。また軽量ということはとても大切だ、ハーネスで体に吊って使う機械だからこそ軽さは正義だ。
逆にデメリットは燃料にガソリンとオイルを混ぜて使うため、手間やコストがかかったり、構造的に振動が強く、排気ガスも汚れやすい(臭い)。
エンジンオイルの種類
FA→FB→FC→FDの順に性能が良くなっている。できればFDを使った方が機械にも環境にも良い。
▲講師のオススメのオイル、中々ネットでは売っていないようだ。
▲こちらもオススメ
圧倒的混合ガソリンの作り方
今までの作り方
専用容器にガソリンとオイルを入れ混ぜる。そのまま保存もする。
右側の緑色の液体がオイル、左側がガソリン。目盛りがついてい必要な量を入れ容器ごと傾けて混ぜる。
講師の塩澤さん曰くこのような容器は保存に向かない。蓋にノズルが付いていて、そのノズルにも締め込み式の蓋が付いている。密閉率が低くガソリンだけが揮発してしまいオイルとの混合比率が知らずと変わってしまうそうだ。
圧倒的混合ガソリンの作り方
まずはガソリンをオイルジョッキに入れる。
(リンクのものは1Lのものだが2Lのものがおすすめ。)
オイルジョッキは蓋つきでノズルが取り外せるもの。それはジョッキ自体を収納しやすく、ゴミが入らないようにするため。(リンクのものは1Lのものだが2Lのものがおすすめ。)
そこにエンジンオイルを計って入れ、大型のスポイトでかき混ぜる。
刈り払い機など使用する機械に入れる。
余った場合は混合ガソリン用の容器に入れ保存する。
ホームセンターで売っている混合ガソリンの容器が簡単に手にはいる。
▲こちらは少々お高いが混合ガソリンとチェンソーのチェンオイルが一緒に保管や持ち運びができる優れもの。
まとめ
こだわると作業やメンテナンスが楽しくなる。塩澤さんの方法をTTP(徹底的にパクる)して楽しい農業ライフにしていこうと思う。
2サイクルエンジン・パーフェクトメンテナンスボックスというものを今作成してもらっている。
出来上がってくるのが楽しみだ。