うちの4人の子供たちは誰も学校へ行っていない。
学校がないから起きなければいけない理由もなく、基本的に目が覚めるまで寝ている。
昨日も朝の作業を終え9時に帰宅したが誰も起きていなかった。
いつものことなので笑いながらそのとこを話すとユキコさんが
「私の願いだったの!」と言う。
ユキコさんは若い頃から寝るのが大好きで、趣味だと豪語していたくらいだ。
今思い出せば確かによく寝ていた。
そんな彼女も妻になり、嫁になり母になった。
子供が生まれ保育園に行くようになると自分が一番に起き子供達を起こす役になって行った。
保育園や学校に遅れないように、まだ寝ぼけ眼の子供達を無理に起こし支度をさせる。
そんなことが本当に嫌だったのだそうだ。
その時から本当は気がすむまで寝かせてあげたいと思っていたのだそうだ。
だから今子供達がいつまでも寝ていることに幸せを感じのだろう。
うちの子供たちはよく笑い遊び好きに暮らしている。
最初はそれがいけないことのように感じていた。もちろん朝早起きではないことについてもだ。
でも本当にいけないことなのだろうか?当たり前のことではないだろうか?
そんなことも子供達が学校に行かない選択をするようになったからこそ感じられるようになったのだと思う。
ここに至るまではいろいろな人の助けがあったからこそだし、ユキコさんが諦めなかったからだ。
そんな家族がいてとても嬉しい。
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