父と二人でやっている簡単リハビリ3つをご紹介
父と息子のオススメリハビリ3種類
病院のPT(理学療法士)さんに教えてもらい、かれこれ半年以上は続けています。
父にやってもらっているリハビリは
1.オシリ上げ
2.首上げ
3.股閉じ
の3つです。
では一つづつ見て行きましょう!(協力:長男くん・注>彼はいつもはやっていませんw)
1.オシリ上げ
なるべく高く上がると良いです、分かりやすくボールを置いてみました!
立てるかどうかの判定でよく使われるのが、うつ伏せになってオシリを拳大に上げられるかどうかです。
拳大なので15cm上がればOKですね。
マヒがあり片側の手足だけしか動かない(片マヒの)方でも大丈夫です。片方でやっちゃいましょう!
ウチの父も片マヒです。
2.首上げ
腹筋効果もある
首回りがスッキリする位筋肉がついた
これも高く上げます、自分のおへそをみてもらう事
おなかに手を置き、腹筋を使っている、硬くなっている事を意識します。
3.股閉じ
介助する人が腕をクロスして太ももを閉じる力に対して少しだけ押す事で負荷をかけます。
これだけうまく写真が撮れなかった(^^;
3つともに共通に言える事
負荷レベルの調整が簡単に出来る
角度や力加減
また回数でも調整出来ます。
続けるコツは
・何かとセットでやること
ウチでは朝のトイレの後に取り入れています。
・コツコツ続けること
毎日やる事が大切です、特に習慣になるまでは意識して続けると良いです。
・無理はしないこと
いくら続ける事が大切だと言っても、本人にやる気がないと続きません。たまにはお休みしたり、回数を少なくしたり種類を減らすのも続けるコツです。
そしてリハビリの超重要ポイント!
相手を褒めること!!
なんと研究でリハビリ中にホメられた人と、ホメられていない人の効果に大きな差があったそうです!!
これは無理してでもホメなければ!!
でも家族相手だとちょっと照れくさいですw
施設の職員さんなら役者になるしかないですねw
僕は在宅でやっていますが、施設の職員さんでも簡単に時間も使わず出来ますよ!
僕が勝手に介護の師匠と思っている青山幸広さんが言っていました。
「現場でリハビリに5分なんてかけれないと良く言われるが、その5分をかける事で利用者さんの出来る事を増やせるし、それによって自分たちの介護量も減らせるよ。」言い回しは違いますが、いつも忙しくて時間がない!と思っていた自分に違う視点を与えてもらいました。
リハビリの6ヶ月の壁
聞いた事があるでしょうか?
脳梗塞を発症してから6ヶ月を超えると、リハビリの効果がイチジルシク上がらなくなるっていうあれです。
僕は父をみていてあまり感じませんが制度で決められているほど、6ヶ月が大事だと思い込まれているのです。
発症後から急性期ー回復期ー療養期と分けられていて、いわゆるリハビリをする回復期は180日〜150日と決められているんです。まだまだ本人がリハビリを望んでいても退転院しなければなりません。
かりに転院してもリハビリが受けられる時間は大幅に減ってしまうのです。なんだか納得いかなかった記憶があります。
でも6ヶ月が過ぎてからでもしっかり出来る事は増えて行きました。ウチの父の場合は本人のやる気度も母の介護の献身度も高かった事はありますが、発症直後は目から下はびくともしなかった体が今では補装具と手すりと補助で短い距離を歩けるようになりました!
ウチはとても恵まれている環境にある事は分かっているのですが、「あきらめたらそこで試合終了だよ」って事だと思うのです。
今は〇〇法とかボツリヌス菌とか色々ありますが、出来る事をやって行きましょう!!
今日は危なく「かっこ良く書かなきゃ病」が発症するところだった。
誠実に書き続けることを意識して今日も書きました!
今日はここまで!ではでは!!