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介護の基本 立ち上がりの3原則を知って移乗介助をもっと楽に!

介護の基本 立ち上がりの3原則を知って移乗介助をもっと楽に!

学校では教えない立ち上がりの3原則

なぜ教えないのか?

  • 必要だと思われていない。
  • 介護技術を教える体系が古く、昔の考え方から脱却しきれていない。

などの理由からだと考えられます。

この3原則を知っていると、移乗(ベットから車椅子などに移ること)の介助が楽にできるようになります。

自然な体の使い方

それは利用者さんのもともと持っている体の力を引き出す方法だからと言えます。つまり「自然な体の使い方」をサポートするのです。

従来の介護では「やってあげる」という気持ちを持っている人が多いのではないでしょうか?

そういう介護は10-0介護(じゅうぜろかいご:介護者の力が10、利用者さんの力が0)といい、介護者が利用者さんを持ち上げてしまうような介護方法です。それを続けていくと、利用者さんはどんどん動けなくなってしまいます。

介護の仕事は利用者さんの力を引き出すこと。5–5介護(ごぶごぶかいご:介護者5利用者5)や4-6介護(しぶろくかいご:介護者4利用者6)を目指すべきです。

そのために立ち上がりの3原則をしっかり押さえ、移乗介助に役立てましょう!

立ち上がりの3原則

3原則とは

1、足を引く

2、前かがみになる

3、高さがある

になります。

一つづつ説明します。

1、足を引く

足を前に伸ばしたまま立つことはできません。(若い人だと勢いをつけて立ってしまう人もいるかもしれませんが、介護を受ける方にはそんな力はありません)

基本的には両足を引きますが、片足でも大丈夫です。

2、前かがみになる

立つ時におでこを抑えられると立つことができません。

膝より頭が前に出ている状態になると自然とお尻が浮いてきて立ちやすい状態になります。

3、高さがある状態

「1、足を引く」「2、前かがみになる」をしていても床に座った状態では立てません。いわゆる「体育すわり」の状態から立つのは難しいですよね?ある程度の高さがないと立つことは難しいです。

ある程度の高さとは「下腿長」+αと言われています。ここでいう「下腿長」とは腓骨頭近位部(座っている状態で膝の横にポコっと出ている骨です、立ち上がり足が伸びているとポコっがなくなります)から床面までの距離になります。

立ち上がりの3原則が色々な移乗介助の基本になります。

まとめ

立ち上がりの3原則を知っているのといないのとでは、体の使い方、利用者さんの体のサポートの仕方が変わって来ます。前かがみにならないと立てないのに、その動きを阻害してしまったり、利用者さんの足がつっぱったまま介助しようとしても利用者さんの力を引き出すことはできません。

ぜひ3原則を覚え介護に役立ててほしいです。

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